こんにちは。
代表の佐藤哲郎です。
室内用小型薪ストーブ 6畳の小屋に納入
最近、小屋のニーズが高まっていることを
肌で感じます。
しかも6畳ほどの小さな小屋ですね。
モノであふれた今の時代、お金を出せば
たいていのものは手に入ります。
今のこの時代は、より精神面での豊かさが
重要ですよね。
小屋のニーズが高まっている要因としては
色々あると思います。
その中で、セルフビルドいわゆるDIYで
自分だけの秘密基地となる小屋を作ろうという
要因もあります。
今回は、セルフビルドで建てた小屋に
室内用小型薪ストーブを納入しました。
6畳の小屋に小型薪ストーブを導入
東京から御代田町に移住されたO様。
寒さの厳しい御代田町の別荘地に
小屋を建てました。
寒い季節でも素敵な小屋の空間を満喫
するには薪ストーブが必要とのことで
この度、当社の小型薪ストーブを導入
いただきました。
また、長テーブルの天板がそのままだと
たわみますのでたわみ防止ブラケットも
製作しました。
まずは納まりをご覧ください。
この写真を眺めると、セルフビルドで建てた
小屋とは思えないクオリティです。
大きなガラスから豊かな自然を眺め
デスクで仕事をする。
そして息抜きに、小型薪ストーブで沸かした
珈琲を飲みながら読書。
本当に最高ですね。
室内用小型薪ストーブ導入までの過程
さて、ここからは工房内での製作、現場での
開口工事から薪ストーブ設置までの過程を
書きます。
今回のスタンドは特注品となります。
とてもシンプルで、6mmの鉄板で箱を
作りました。
箱の角は小型薪ストーブと同じように研磨して
R形状に仕上げます。
この箱の中に薪をストックしておきます。
こうすると、遮熱にもなるしとても合理的ですね。
次は現場での開口工事です。
今回、O様によるセルフビルドということなので
基本的に開口工事や煙突の取り付け作業はO様
にて実施いただきました。
私は現場でアドバイスをさせていただきました。
天井に煙突芯と開口線の墨だしをしたあと
実際に開口します。
ここまで一気に写真を掲載しましたが
開口作業にてこずりました。
煙突工事で大変なのは、天井と屋根の開口作業です。
前述したとおり、開口の墨だしをしたあと
マルチツールやのこぎりを駆使して切ります。
煙突が貫通する箇所に垂木があったので
これも切ります。
このままだといけませんので
垂木の補強もします。
そして、天井と屋根の間にケイカル板を貼ります。
この作業が結構大変なのです。
ここまでできたら、ルーフサポート呼ばれる
煙突を固定する金物を取り付けます。
それがそれがすんだら、雨仕舞用の部材
であるフラッシングと呼ばれるものを
屋根に取り付けます。
続いて室内の様子です。
開口部はそのままだとみっともないので
化粧板を取り付けます。
この作業は地味に大変ですので
私も手伝いました。
ここまでできれば全体の9割が終わります。
この後は、シングル煙突と室内用小型薪ストーブ本体
を設置して完成です。
天板たわみ防止ブラケット
室内用小型薪ストーブ以外のお品も納品させていただきました。
これです。
O様は、このアイアンブラケットをとてもお気に
召されていました。
ちらっと見えるブラケットがとてもかっこいいです。
これにてO様の小屋が完成しました。
素敵な空間でお過ごしください♪